小さな一歩を踏み出してから、少しずつですが、実際にお仕事をいただけるようになりました。
「在宅で、自分のペースで、ちょっとずつ稼げたらいいな」
最初はそのくらいの、軽い気持ちでした。
でも、続けているうちに、思っていたのと違う感覚に気づき始めます。
在宅ワーク、思った以上に責任の多い「仕事」だった
最初にいただいた案件は、本当に小さなものでした。
でも、実際にやってみると、「作業をする」だけでは終わらないことに気づきます。
- 納期を守る
- 相手の要望を汲み取る
- 分からないことは自分で調べて解決する
会社員のときは当たり前だったことが、在宅ワークでは全部ひとりで背負うことになる。
「在宅で気軽に」というイメージと、実際にやっていることの間に、少しずつギャップを感じるようになりました。
単価が上がらない、というシンプルな壁

もうひとつ、はっきり感じたことがあります。
続けているのに、単価がなかなか上がらない。
同じような作業を、同じような時間をかけてやっているのに、ある人はもっと高い金額で受けている。
その違いが何なのか、当時の私にはまったく分かりませんでした。
「在宅ワーク=気軽に始められるもの」という感覚のままでは、この壁は越えられないのかもしれない。 そう感じ始めたのが、このタイミングでした。
「これでいいのかな」を確認できる相手がいなかった
以前の記事で「人に話を聞く」ことが最初の一歩になった、と書きました。
でも、実際に仕事を受け始めてからは、また別の壁にぶつかります。
- この提案文で合っているのか
- この金額で受けていいのか
- このやり方で、この先も続けられるのか
聞きたいことは増えているのに、気軽に相談できる相手が、身近にはいませんでした。
一人で判断して、一人で不安になって、一人で進める。 その繰り返しに、少しずつ疲れを感じるようになっていました。
「フリーランス」という働き方を、自分ごととして意識し始めた瞬間

ある日、案件のやり取りの中で、相手から「フリーランスの方なんですね」と言われたことがありました。
正直、それまで自分のことを「フリーランス」だと意識したことは一度もありませんでした。 あくまで「在宅で仕事をしている人」という感覚だったからです。
でも、その一言をきっかけに、初めて自分の状況を見つめ直しました。
- 決まった雇い主がいるわけではない
- 自分で仕事を取り、自分で価格を決めている
- 続けていくなら、専門性や単価と向き合う必要がある
「在宅ワーク」は、あくまで働く場所。
私は、独立した立場で仕事を請け負う——つまり「フリーランス」という働き方そのものだったんです。
そう気づいたときから、私は自分の働き方を、はっきりと「フリーランス」として意識するようになりました。
ここから先、フリーランスとして歩んできたリアルな記録を振り返ります
ここから先は、「フリーランス」としてきちんと向き合っていく中で経験したことを振り返っていきます。
遠回りや失敗、独学だけで突っ走って空回りしたこと。 何度も挫折しかけたこと。 情報ばかり集めて満足していたこと。 誰にも相談できずに抱え込んでいたこと。
在宅ワークを始めたときには想像していなかった悩みに、ぶつかることになります。
次の記事から、そのあたりを正直に書いていこうと思います。 これから「フリーランス」として、働いていこうとしている方の参考になれば嬉しいです。


コメント